誤認ってどうよ?

天変地異
03 /30 2013
朝日新聞デジタルの3月28日掲載記事
『断層…実は人工物 立川断層帯調査で誤認 東大など』


一応 Yahooニュースも
『断層…実は人工物 立川断層帯調査で誤認 東大など』


朝日新聞デジタル3月29日掲載記事
『活断層、難しい判別 東大など調査班、工事跡を誤認 予想に似た地形、思いこみ』


 当初は、こういう勢いだったのですが
  ↓
朝日新聞デジタル2月24日
『立川断層の謎に迫れ 文科省研究班、本格調査をスタート』


 このニュースがどこまで炎上するか分かりませんが...

 こういう方面に詳しい方(仮にY氏とします)に聞いた話です。今回の誤認について、Y氏の話を基にまとめました。

   ①.思い込みが強かった
 まあ、釈明の通りですね

   ②.現地調査における断層の判定は経験によるところが多い
 教科書通りの断層を観察できる方が稀とのこと、様々な形態があり、確かに断層であると判断できる証拠をもっと集めるべきだったということです。


 筆者の頭に浮かんだのが、以前のブログで述べた映画『The Core』のコンラッド・ジムスキー博士のセリフ “That’s all science is, is best-guess.”でした。

 あと、経験値も足りなかったんじゃないかとも言っていました。というのは「東大の人はフィールド調査が苦手な人が多い」ということで、「フィールド調査」を専門にされているY氏からすれば
だから一流は危ない
 と…。

 でも、東大の人が無能ということを意味するものではなく、要するにY氏が「木を見て森を見ず」であれば、東大の方は「大森林地帯を見て木を見ず」だそうです。大森林地帯という言い方から、言わんとすることがよく伝わりました。一応、筆者も一時は研究機関に身を置き、その後エンジニアに転身した身ですから。

 個人的には、ちょっとした 勘違い(・ω≦) テヘペロおkと思いますよ。いいぢゃん、そのくらいの間違い...


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今のいじめから浮かび上がる日本人の精神...                何かを置き忘れていませんか?

日常から
03 /28 2013
 最近取り沙汰されている「いじめ」についてですが、マスコミの論調はそろいもそろって、「いじめ」は酷い、悪い、ダメというものです。当然の論調ではあります。筆者もそう思います。ですが...

 なぜ「いじめ」は起こるのかということを深く考えてみると、そこに浮かび上がるのは2つの可能性です。

    ①.「いじめ」という行為でヒエラルキーを作ることでしか、アイデンティティ を確立できない
     人達が存在する。

    ②.「いじめ」を受ける人がある意味、一定の集団の中で〝異質〟な存在となっている。

 この2つは、①あるいは②、のみで「いじめ」が生じるケースもありますが、①と②が複雑に絡み合っている場合の方が多いでしょう。むしろ②の割合の方が多いのではないかと思います。

 ②について〝異質〟と述べていますが、これは、多くは一定の集団に適応しているマジョリティ、つまり一定の集団の枠をはみ出したマイノリティな存在という意味です。


 「横並び」とか「和」とかを貴ぶ日本人は、一定の集団の中で適応し、マジョリティな存在こそが正しいとしたがります。

 しかし、本当にそれが正しいのかどうかは、結局、時間が経たないと分かりません。むしろマイノリティな存在の方が正しいケースも多々あるでしょう。

 一定の枠をはみ出すマイノリティな存在が実は正しかった。その事実に気付くことに、日本社会は、最近、とみに見られなくなってきたように見えます。よほど〝異質〟度が飛びぬけていないかぎり...

 今の様な、一定の集団の中に、その枠をはみ出す〝異質〟な人、マイノリティが、必ず存在することを前提に、それを許容する土壌を作らない限り、悲惨な...という「いじめ」は続くと、筆者は思います。

 もともと、日本人には「横並び」とか「和」とかを貴ぶということ以前に、「寛容」という世界に誇る精神があったはずです。

 それは〝異質〟なマイノリティが存在を許容していたはずなのに、いったいどこにその「寛容」という精神を置き忘れてしまったのでしょうか...

 ただ「過ぎたるは及ばざるが如し」の言葉が示すように、マイノレィティが正しいということをあまりに「寛容」しすぎれば、「独裁」という毒を醸成しかねませんが。このバランスはなかなか難しいものです。
Fin

小野市に捧ぐ 『祝!!〝隣組〟制度の復活...皮肉を込めて』

日常から
03 /26 2013
 生活保護や児童扶養手当を受ける人たちがパチンコやギャンブルに浪費しているのを見つけた市民に通報を義務づける兵庫県小野市の市福祉給付制度適正化条例案が、25日の常任委員会で全会一致で原案通り可決されたそうです。

ソースはこちら
朝日新聞デジタル「小野市生活保護通報条例成立へ」

朝日新聞デジタルの無料登録をしていない方はこちら
Yahooニュース「生活保護通報」小野市条例案が成立へ 反響1700件」

 思想統制や住民同士の相互監視のために、昭和15年に制定された『隣組』制度を70余年の時を経て、名前を変えて復活させたってことですね。

 児童扶養手当も含まれていますから、監視対象は隣近所に住んでいる「生活保護世帯」のみならず、「子供のいる世帯」も対象、そのうち母子家庭父子家庭なんかは強固な監視がなされていくことでしょう。

 さて、生活保護に関して、焦点を絞ります。2011年度の生活保護の不正受給額は総額で約173億円、そして不正受給が全体に占める割合は前年度(0.4%)から0.5%に跳ね上がったそうです。

 逆説的に言えば、今もなお、99%以上の方は不正受給をせず、慎ましい生活を送っているという事です。もちろん真面目に職を探している人もいるでしょう。

 ということは、兵庫県小野市は、この『0.5%(前年度比で0.1%も跳ね上がった!)』の人を許しがたいものとして、隣近所の人に目を配り、相互に監視し合い、不正受給者をあぶりだそうということですね。

 0.5%の不正受給者をあぶりだそうとするための相互監視社会を是とするかどうかは別にして、相互監視という行為そのものが、どれほど人の心を荒ませるか、は言うまでもないでしょう。

 新しく引っ越してきた人、近所付合いの薄い人、どうも素性の分からない人を、もしかしたら、あの人は不正受給者かもしれないと「監視しなさい」「疑いなさい」という条例を制定したんですね。

 もっとも
ブラックジャックに0326

と言われればそれまでですが...

挿し絵は「ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰 著)」より抜粋し、セリフを改編
マンガ on web

たまには...

天変地異
03 /26 2013
Forgive me, but…you know, I know I’m not the expert here, but…what if the core is thicker or thinner?
(ちょっといいかな、私は素人だが…コアの密度が思ったより大き過ぎたり、小さ過ぎたりしたら…)


I mean what’s, if it’s not what you think it is? Isn’t the going to affect the way the explosions are…
(私が思うに…。この爆発で予想外の影響が…。)


Yes, yes, yes, yes. And what if the core is made of cheese?
(まあ~、そうかもしれないねぇ…。それに、もしコアがチーズのようだったら)

This is all best-guess, Commander. That’s all science is, is best-guess.
科学は…推測で進歩するのだよ、船長殿)


So my best-guess is, you don’t know.
(つまり、分からないと…)


 2003年公開の「The Core」のワンシーンです。

 筆者はこのシーンがとても好きです。本当におもしろく、笑えます。

 サイエンスというものを見事に描き切っていますよね。

 ほら、例えば、地球は…大陸は動いているとか。

 これなんか、ジグソーパズルをつなげるような「大陸移動説」から始まって「海洋底拡大説」そして「プレートテクトニクス説」ついには「プルームテクトニクス説」へと、その理論は進化していきました(そこから派生した亜流の説もあります。「地球膨張説」とか「地球膨縮説」とか)。

「太平洋におけるホットプルーム、コールドプルーム及びホットスポット」の図
(Wikipedia「プルームテクトニクス」より抜粋)って、これで何か分かりますかね(笑)


 ただし、これらの理論は、まさに推測の上に成り立っており、状況証拠に基づいています。もちろん、科学的な非常に緻密な状況証拠ですが、たぶん…そうだろうということは何一つ変わってないんですよね。だって、それ以上証明しようがないし、何より確認しようがない。

 だって、ほら、さっきのプルームテクトニクスなんて、地球を輪切りしないと分かりませんから。

 サイエンスは、そういう危ういところに成り立っているんですよね。いえ、筆者は科学への批判したいのではありませんよ。一応…。

仮面うつ病;あなたの腰痛は〝うつ病〟が原因じゃないですか?

Mental Disorder
03 /24 2013
 朝日新聞の第一面に3月24日にあった腰痛に関する記事について、同じものが朝日新聞デジタルにもありましたので、リンクを付けておきます。ただし無料会員にならないと全文は読めません、一応...

 例えばぎっくり腰、欧米ではその病態から「魔女の一撃」(独: Hexenschuss)とも呼ばれています。ぎっくり腰を起こすたびに筆者は思います...呪い返しができたらと(笑)

 そういったわけで、筆者もたびたび腰痛に悩む一人です。リンクの記事を読んで貰えば分かると思いますが、筆者としては、「仮面うつ病」ないし「仮面うつ症状」だと判断しています。

 筆者は双極性障害なのですが、それより以前から「仮面うつ病」なる病気を知っており、診断が下って以降は、ひょっとして、今までたびたび起こっていた腰痛って、双極性障害の〝うつ病相〟によるものかも...と疑っていました。

 ただし、双極性障害におけるうつ病相は、身体症状に乏しいとは言われています。が、全くないわけではないそうです。ですから、筆者の場合は「仮面うつ病相」ですね。

 実際のとこる、先々週ぐらいに久々にやってしまった〝Hexenschuss〟ですが、現在受けている投薬の効果なのか、以前だったら一ヶ月以上痛みが引かなかった(最長で三ヶ月)のが、今回はわずか3日で痛みが引きました。やっぱり、〝うつ病相〟の影響か。

 さて、腰痛という急性症状あるいは慢性症状(病気といっても過言はない)は、従来、運動不足と言われる傾向はなかったでしょうか。「だらしない」「ごろごろしてるからだ」「情けない」等々、情け容赦のない言葉を浴びせられることはあると思います。

 それにしても、腰痛に悩んでいる人が40~60代に40%もいることには驚きました。で、その40%がそろいもそろって運動不足?? それはありえないでしょう。実際に、80%が原因不明とのことです。

 仮に、これらの人が「仮面うつ病」ないし「仮面うつ症状」だとしたら...逆説的な言い方をすれば、約32%が「うつ症状」ないし「うつ病」に罹患している可能性があるという事になります。

 以前のブログ記事「放置される精神疾患」で述べたように、『うつ病の生涯有病率は10~20%』で、『潜在的な患者は数倍』と述べました。ですから、潜在的なうつ病を含めた割合とかなり近しいといえませんか?

 40~60代の約1/3が「うつ病」である可能性が疑われるということ、それが社会的損失として、どれほど大きい影響を与えることか...改めて考えるべきなんじゃないかと、筆者は思うのです。

 そして、もう1つ、常識みたいに流布されている、うつ病に対する『心が弱い人がなる病気』という偏見は、腰痛が『運動不足の(つまりは〝体が弱い〟)人がなる症状(病気)』という偏見と、かなり似ていると思います。

 いわゆる、こういった偏見に基づく常識を、筆者は強く不安に思います。つまり

腰痛

「ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰 著)」第11巻より抜粋し一部加筆 マンガ on web

 うつ病と同じく、誤った常識が、腰痛やうつ病の根本的な治療を阻害し、放置する土壌を生み、さらに深刻度を深めていくという可能性は、決してないとは言い切れないでしょう。

PM2.5って?

日常から
03 /20 2013
 最近ニュースでよく聞きますね、PM2.5

 「とても健康に悪い」と聞きますね。

 でも、なぜ健康に悪いんでしょうか。きちんと説明した番組やサイトははあるんでしょうか。

 では、さっそくググってみましょう。Let's Google!(笑)

粒子状物質(Wikipedia)
PM2.5とは「微小粒子状物質」のことで...健康への悪影響が大きいと考えられている。
っていきなり結論ですか!?

微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報(環境省)
2.5μm(1μmは1mmの1千分の1)以下の小さな粒子のことで、非常に小さいため、肺の肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。
って肺の奥まで入るから健康に悪いの??と、う~んいまいち。

EICネット[環境用語集:「PM2.5」]
直径が2.5μm以下の超微粒子。(
中略)ぜんそくや気管支炎を引き起こす。(中略)肺胞など気道より奥に付着するため、人体への影響が大きいと考えられている。やっぱりいまいちですね。

 何か、微小粒子状物質≒肺の奥まで入るから健康に悪いってなっており、肺の奥まで入ると、なぜ健康に悪いのか? という肝心なところを飛ばしてますよね。

 まあ、もう少し頑張ってググれば見えてくるんですが、「微小粒子状物質は、肺に入り込むと、粒子が細かすぎるため、呼吸で吐き出すことが出来ず、肺に残留し付着する」そして、異物としてずっとそこにあるから、「微粒子の組成によってはぜんそくや気管支炎、時に肺がんの原因物質となりうる」し、場合によっては「血液中に入り込み、毛細血管などを詰まらせる」ことがある。もし、その場所が脳みそだったら、脳卒中、心臓(心筋)だったら心筋梗塞を引き起こす可能性がある...本来ならばここまで説明しなきゃいけないんでないのって思ったんです(あぁ、説明が長くなってしまった)。

 日本は高度成長期時代、一度、このPM2.5を経験していますが、あまり、上記のことが周知されていないようですね。

 筆者はたまたま知ってました。本当、たまたまです。粉じんの多いところで仕事をしていたことがあり、微小粒子状物質も遮るマスク等、もろもろの粉じん対策セットの着用を義務付けられていましたから。

 でもヘルメット、ゴーグル、粉じん用マスクのいでたちは、思いっきり不気味です。黒くペイントして、そんでマントを羽織れば、今日からあなたもダースヴェイダー(笑)。そんなんで、道を歩いていたら、すぐに捕まりますよ、きっと。でも、こういういでたちじゃなきゃ、防げないのも事実です。

『スギ花粉撃退...カビ利用』ちょっとその前に

日常から
03 /20 2013
 先日、朝日新聞に掲載されていた記事です。

 『シュッとスプレー、スギ花粉撃退 カビ利用、雄花が枯死』

 数年をかけて、『安全性や生態系への影響を確認する』とのことです。

 毎春、スギ花粉に悩まされる筆者としては、即効性を考えれば、画期的なもの...とは思いますが、ただね...

By the toll of a billion deaths, man had earned his immunity, his right to survive among this planet’s infinite organisms.
(人類は何億もの命を犠牲にして、地球上の生物と共生してゆく権利を勝ち得た)

 映画ファンなら御存知とは思いますが(いや、そんなに知らないか!?)、『War of the Worlds(〝宇宙戦争〟って、この邦題も、え~っ??と思いましたが)』のラストシーンで流れるセリフです。

 人類だけではありませんが、生命誕生以来、それぞれの生命が生存し、共生する権利を確保するためにせめぎ合い、現在に至っています。

 特に共生という部分でのバランスは非常に緻密となっていますので、時に微妙なバランスのずれが「バタフライ効果」となって、思わぬ事態を招くことがあります。

 たかだか数年の調査で、本当に大丈夫なの...と考えるのは杞憂というものでしょうかね...

放置される精神疾患

Mental Disorder
03 /18 2013
 後天的に発症するケースの多い双極性障害などの気分障害や不安障害、適応障害、統合失調症など、本人が精神疾患であることに気付かず、あるいは隠して、社会生活を送る人は結構にいると思います...

 これらの病気の生涯有病率は

 うつ病の生涯有病率:10~20%
 双極性障害の生涯有病率:約0.7%
 統合失調症の生涯有病率;約0.85%

 ただし、これらの値はいずれも診断や調査で明らかになったものであり、潜在的な患者は数倍に上ると予想されています。実際に、うつという自覚がありながら、実際に専門科に受診する人は、10人中1人とも言われています。

 潜在的な患者を加味しなくとも、ざっくりとした言い方をすれば、双極性障害や統合失調症になる確率は100人1人、うつ病に至っては5人に1人、罹患します。

ですから、明日
ブラよろComin out 0 

のです。

 精神疾患とは決して珍しい、稀な病気ではなく、胃潰瘍などの身体的な病気と同じくらい身近な病気であるということです。しかし...

 うつ病に関するイメージ...『うつは心のかぜ』というキャッチフレーズがありますね。うつを自覚しても、「一時的なものにすぎない」とか「気の持ちようで何とかなる」と思っている、あるいはそうであると自分に言い聞かせているからです。つまり、大多数の人がかぜのようにほっとけば治ると信じています。

 また、双極性障害について...2010年9月に日本イーライリリー株式会社からプレスリリースで紹介された、全国1,270人の市民を対象としたインターネット調査では、病気の特徴や実態は正しく認識されていませんでした。その上、治療や対処法として「病院やクリニックを受診する」と答えた人が32.1%で、半分以上が「カウンセリングを受ける」と答えていました。

 いずれの回答も正しくありません。全くの誤解です。絶対に自然には治りません。気合いでどうこうできません。うつ病にしても双極性障害にしても、投薬治療が中心です。「カウンセリング」は、治療の一環には含まれますが、それは治療の主たるものではありません。

 残念ながら日本社会では、そのような誤解が、世間一般の常識としてまかり通っています。 
 

しかし

ブラよろ理解すること01 

のであり

ブラよろ理解すること02

ということです。

 うつ病や双極性障害を軽く見ていませんか。アメリカの精神科医 Akiskal氏等の報告では、うつ病患者の自殺率は約12%、双極性障害の場合は約20%とされています。

 少し飛躍した表現ですが、うつ病とは10人に1人が、双極性障害とは5人に1人が死んでしまう、極めて致死性の高い病気であるとも言えるのです。

 余談ですが、この致死率はバイオテロとして畏れられている、しばしば耳にするであろう、ボツリヌス菌の致死率とほぼ同じです。

 もちろん、精神疾患に限った話ではありませんが、病気を正確に理解することがということはとても大事なことであり、同時に患者自身の適切な治療の始まりを意味するのではないかと思うのです。

 にも関わらず、精神疾患の正確な知識や理解は、未だ世間に浸透しているとは言えません。それに対し、不安を感じるのは決して筆者だけではないと思います。

Fin



挿し絵は「ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰 著)」より抜粋し、一部セリフを改編
マンガ on web

Star Warsと...の番外編、そして『HUKUSHIMA』

天変地異
03 /11 2013
A long time ago in a galaxy far,
far away…


 先日「デススター建造計画、マル秘情報を入手!」という記事を書きましたね。

 米政府の公式回答は以下のように発表されました。
デス・スター建設に対する公式回答1 デス・スター建設に対する公式回答2
(拡大して見てね)

 ソースはこちら『「デス・スター建設の請願」、米政府の公式回答』

 今回はデス・スターとそれに関連することを語りたいと思います。


 Star Warsにおけるデス・スターの兵器としての立ち位置は「宇宙要塞」です。要塞とは軍事的防備施設のことです。だから、要塞の陥落は敗北を意味します。だから、たとえ宇宙にあるものであれ、要塞は難攻不落でなければいけません。

 しかし、EP.4で、初代デス・スターは、Lukeが乗る一人乗り用の戦闘機(Xウィング)に破壊されちゃいました。ストーリー上では、この要塞はとんでもない欠陥を抱えており、そのために破壊されたことになっています。

 そして、その失敗を踏まえ、構造的欠陥を見直した第2デス・スターは、完成すれば難攻不落を誇る「宇宙要塞」となるはずでした。しかし、建設途上で破壊され、同盟軍の危機的状況を回避されました。

 さて、筆者は、仮に初代デス・スターが欠陥を抱えていなくても、また、究極兵器と目されていた第2デス・スターが完成したとしても、いずれ同盟軍によって破壊された(陥落した)だろうと思っています。

 確かにデス・スターは、正面から挑めば、難攻不落でしょう。おそらく破壊できなかったと思います。しかし、破壊はできる...とはいったい、どのような意味か...

 これは、実に簡単な話です。たとえ、強固なハードウェアによって構築された完璧な要塞であっても、それを動かすのはあくまで人間だからです。

 つまり、完璧なハードウェアを構築しても、絶対に回避できないソフトウェア上の小さなほころび、いわゆる〝ヒューマンエラー〟によって、完璧なはずのハードウェアが崩壊する(この場合は要塞が陥落する)事は十分にあるということです。

 デス・スターにおけるソフトウェア上の欠陥、それは、簡単に潜入するが可能であったことでしょうね。実際に、EP.4ではLeia Organa救出のため、Luke SkywalkerとHan Solo、そしてObi-Wan Kenobiは、いとも簡単にデス・スター内に潜入しました。

 しかも、Obi-Wanは中枢部にまで侵入しました。もし、Obi-Wanにその気があれば、デス・スター内のエネルギー炉を破壊し、Darth Vaderもろともデス・スターを葬りさることすら可能だったでしょう。


 〝ヒューマンエラー〟という名のソフトウェア上の欠陥、それは、まず運用する人間が想定しないこと、あるいは思い込みといった、小さな事象から始まります。

 そして、時として、小さいはずの〝ヒューマンエラー〟が、ソフトウェア上のわずかなほころびが、まさにドミノ倒しのように連鎖し、ハードウェアを回復不能なまでに破壊しつくします。

 思い出しませんか、2年前の『HUKUSHIMA』を... いかなる災害にも対処できると、決して重大な事故を起こさないと喧伝されていたはずの原子力発電所が...

 巨大な津波を想定しなかった、あるいはに備えなかった...という小さな〝ヒューマンエラー〟小さなほころびは、長い時を経て、やがて、あまりにも突然にハードウェアを崩壊させる破滅の呼び水となりました。

 原子炉という名のハードウェアは制御不能となり、メルトダウン、メルト―スルーへと至りました...原子力発電史上2番目の重大事故にまで発展しました...

 2年目の3月11日に迎えるあたり、筆者が改めて思うのは、たとえ、どれほどの完成されたハードウェアを構築したとしても、それを運用するのが人である以上、〝ヒューマンエラー〟は必ず存在するものであるという事。

 筆者は、一人のエンジニアとして、もう一度それに思い巡らせる1日としたい...そう思います。


 また、この場において、改めて、2年前の東日本大震災によって亡くなられた方々に、深く哀悼の意を表します。

花粉...

日常から
03 /06 2013
梅の開花とともにやってきました。
毎年、この季節は憂鬱になります。

あぁ、スギ花粉なんてこの世から消えてしまえばいいのに。

不謹慎ですかね...

知的羞恥心

Mental Disorder
03 /05 2013
ブラックジャックをよろしく_1
   「ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰 著)」第4巻より抜粋 マンガ on web


 やっぱり「ブラよろ論」のテーマは重い、とかく重いです。

 さて、かれこれ20年以上も前ですか。晴れて大学生活を満喫し始めたその矢先、ある教授から言われたのが「〝知的羞恥心〟を持て!」という言葉でした。

 〝知的好奇心〟なら知っているけど、〝知的羞恥心〟とは...その意味を知った時、楽しいはずの大学生活、初っ端から冷や水をかけられたような気分になりました。それを今でも鮮明に覚えています。

 〝知的好奇心〟が〝知的羞恥心〟の対語となるかどうかは分かりませんが、要は〝知的好奇心〟を持って意欲的にいろんなことを学ぶ姿勢はとても大切だが、同時に「知らないことを恥と思え!」という事です。

 以下、少し、政治臭があるかもしれませんが、政治的なこと(例えば〝タカ派〟〝ハト派〟〝右派〟〝左派〟とか)をどうこういうものではないとご了承ください。

 例えば、今の尖閣問題において、「友好的な解決をするためなら、尖閣諸島を譲っても構わない」と本気で思っている人がいれば、歴史を(日本史だけでも)、もう一度勉強し直してください。

 「原子力発電をやめて、代わりに地熱発電や風力発電、太陽光発電とかをどんどんやっていこう」と本気で思っている人は、今一度、公害問題を勉強し直してください。

 こういった問題に、例えば、過去に学ぶ姿勢ことは大変に重要なことです。そこに何らかのヒントがあり、今後の解答への道しるべとなるのです。

 そもそも学問は過去からの膨大な積み重ねによって形作られたものですからね。これかも、きっとそうでしょう。


 物事に関心を持って学ぶことが、いわゆる〝知的好奇心〟であれば、〝知的羞恥心〟とは、無関心に学ばない姿勢を恥じなさい、ということですね。

 かの哲学者ソクラテス曰く〝無知の知〟とは、まず〝知的羞恥心〟にありき、ということなのかな、と筆者は考えたりします。
Fin

アルマゲドンか??? その3

天変地異
03 /01 2013
このたび、ロシアの隕石をUFOが破壊したことに関する否定論のコメントをいただきました。ありがとうございます。

ブログはこちらです。非常に興味深い内容でしたのでご紹介します。
アメブロ「エレニンニモマケズ」

さて「タラレバ」論調で今回、どうやってUFOが隕石を破壊したのかどうかを検証していきましょう。

まず、UFOが隕石をどのような方法で破壊したか?? ですが、以下の3つの方法があると思います。

 1.体当たり(笑)
 2.発破による破壊
 3.レーザーによる破壊

UFOが破壊したとかなんとかいう映像をみると、どうも体当たりっぽく見えます。ということは「体当たり」か。でもよく考えてください。遥か数万光年(いやもしかしたら数億光年)離れたところから、ひょいっとやって来れたのです。地球より間違いなく遥かに科学力の進んだ知的生命体でしょう。仮に、〇メリカ〇衆国や〇シア〇邦などと、地球を守ってやる(笑)などの密約を結び、今回の隕石落下を防いだとしましょう。それだけの科学力を持った知的生命体が、なぜに体当たりという無謀な作戦を敢行したのか。ちょっとありえないんじゃないかと思います。

では2番目の「発破による破壊」です。方法は3つあると思います。

 ・TNT火薬に相当するもので破壊
 ・核兵器による破壊
 ・反物質による破壊

まず、TNT火薬っぽいもので破壊するとしましょう。この隕石を破壊するのにどのくらいの破壊力が必要かですが、まあ、今回の隕石の破壊力が300キロトンだったので、え~い、このくらいにしちゃえ(笑)。そうするとTNT火薬は300000トン(=30000000kg)必要です。そんなもん持ち歩いて大丈夫か。UFO!!

TNT火薬では効率が悪そうなので核兵器にしてみましょう。とすると、広島原爆約2個分、持ち歩くにはいいのですが、そんなものを上空で爆発させようものなら、ロシア市民はソニックブームの被害ばかりでなく放射能の被害まで受けてしまいます。ということで、これもだめ。

では反物質、科学力の進んだUFOの知的生命体ならきっと簡単に反物質ぐらいつくれるでしょう(笑)。反物質は物質と接触することで対消滅し莫大なエネルギーを放出します。1gで約90兆ジュールです。では300キロトンのエネルギーを得るために必要な反物質はというと約46.5μg(マイクログラム)です。おお、これなら大した量じゃない...が、もし、うっかり手が滑って、倍以上の反物質が生成されたら、〇シア連邦は消滅してしまします。また、対消滅も核と同様、大量の放射線(ガンマ線)を放出します。いろいろと資料を調べた結果ですが、んん~1億ベクレルのガンマ線が放出される(と一応計算してみたけど...自信がありません)ことになります。じゃあ、放射能の被害は避けられなぢゃん...という意見も聞こえてきそうです。

ということで、「発破による破壊」もだめということになりました(たぶん...汗)。

ではかっこよく「レーザーでの破壊」という方法をとってみましょう。レーザーによる物質の破壊(すなわち融解方法)には、「熱伝導型」と「深溶込み型」というのがあるらしいです。「熱伝導方式」はある程度の面積にレーザーを照射し、表面からじわ~と溶かしていく方法です。一方「深溶込み型」は、ある程度集中させて、ちょうど穴を穿つようなやり方です。隕石というある程度の面積と質量をもった物質を、どうやったら地上への被害を少なく破壊できるかというと、やはり「熱伝導型」で一気に隕石を蒸発させる方法がいいでしょう。どろどろ~っと溶けて、隕石は気体になりますから。が、しかし、今回、隕石はなぜか爆発しました。なぜか、個体から液体へ、そして気体へと一気に変化した場合、体積は一気に膨らみ、大爆発を起こします。例えば、水という液体を一気に過熱して水蒸気に変えた場合、体積は約1000倍になり、大爆発を起こします(これを水蒸気爆発という)。

さらに付け加えると、もし「レーザーによる破壊」というのであれば、なぜ、あれほど隕石に接近したのか。レーザーはほぼ真っ直ぐに進みます。わざわざ隕石のそばに行く必要はありません。遠くからピーっとレーザーを発射すればよかったのです。にも関わらず、UFOは近づいて爆発させました。これじゃ「体当たり」となんら変わりません。そこまで危険をおかしてまでUFOは、それに乗る知的生命体は、身の危険を顧みず、まさに特攻したのでしょうか。どう考えても、その行動は「体当たり」と同様、矛盾しています。

もし、今回、UFOに乗る知的生命体が隕石を破壊した...というのであれば、いずれの方法であれ、知的とはほど遠い矛盾した行動です。あまりに残念な知的生命体です。

ねえ、本当にこういう知的生命体と密約していいの...

お後がよろしいようで 

あ~長くなっちった...

クロサワウヅキ

性別:男
年齢:アラフォー

20代前半でForceに目覚める。
その後、SithのDark Lord〝Darth Ruin(Ⅱ)〟を襲名
というStar Warsのコアなファン

なお、メンヘルへの誹謗・中傷は許しません。