〝夫源病〟という言葉の危うさ...

Mental Disorder
04 /29 2013
 たぶん、カテゴリはMental Disorderでいいと思いますが(汗)

 先日、カウンセリングの中で、〝夫源病〟の話をしていたのですが、カウンセラーは(まあ、やっぱりですが)聞いたことがないとのことです。

 ただ、もう1つ言っていたのは1990年代後半に広まった〝アダルトチルドレン(AC)〟と近しいものがあるという危惧です。

 〝AC〟は医学用語ではありません。たぶん〝夫源病〟もそうでしょう。

 〝夫源病〟の症状は『めまい、のぼせ、頭痛、イライラ、不眠、憂鬱感、倦怠感など』で、『真面目で平和主義な(良妻賢母タイプの)人が多い』とのことですが、DSM-IV-TRに当てはめてみると、第6項目の〝気分障害〟や第7項目の〝不安障害〟、あるいは第15項目の〝適応障害〟あたりに引っかかってきそうですね。

 大阪大学大学院准教授の石蔵文信氏が、どのようなことを目的として〝夫源病〟なる病を世に知らしめたかを洞察するのは難しいことですが、このままでは、先だって生じた「ACブーム」「ACバッシング」の二の舞となるのは火を見るよりも明らかです。

 原因を夫として報道いるようですが、このあたりから、どうもズレている感はぬぐえません。どちらがズレているのかは分かりませんが、少なくとも、マスメディアの歪んだ、誤った、偏見に満ち満ちた表現であることは間違いないでしょう。ともかく誰かを悪者をでっち上げたいという意図がみえみえです。

 仮に〝夫源病〟を精神疾患の中に位置づけるのであれば、夫はあくまでも発症のきっかけであり、『〝夫源病〟とは、妻の内因的(例えば遺伝的)なものを基盤とする身体因的脆弱性を原因とし、心因的要因(夫への不満等)をきっかけとして発症する病である』という方が正しいのではないかと思います。

 実際に〝夫源病〟という病気は、どのあたりで線引きするのか、そのあたりの(もっとも重要な)部分は、全く報道されていません。単に夫に対し『めまい、のぼせ、頭痛、イライラ、不眠、憂鬱感、倦怠感など』の症状を少しでも感じて〝夫源病〟だ! とするのは針小棒大であり、たぶん、石蔵文信氏の言わんとすることを大きくズレたものではないかと思います。

 いろいろ調べていくと、石蔵文信氏の意図するところは、まずは世にそのような病らしきものもあるらしいと知らしめ、それに対する予防法などを啓蒙していきたい...と考えているとも受け取れます。ですから、夫を発症のきっかけとする〝夫源病〟を離婚理由とすることは決して本意ではない...夫に「妻の気持ちをもう少し酌んであげて」...という主張であると、筆者は受け止めたいのですね。


まあ、このあたりのプチ家出で解消されるものであれば、きっと〝夫源病〟ではないでしょうけどね。
それに、妻だけが苦しんでいるわけじゃあない、夫にだって我慢しているところもあるんですよ...いろいろと


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ツバサヲクダサイ

日常から
04 /24 2013
 デイケアやリワークプログラムに参加してて、少しだけ気になったのですが、こういったリワークプログラム内の人間関係にも、序列とか、ヒエラルキーを求める人はいるようですね。

 そういった画一的な上下関係等に違和感を感じ、それに対する心の無意識野からの拒絶反応(それを正常なものでないという気付き)と体の反応が、精神疾患の呼び水だったはず。

 どうして、それをまた呼び込んでしまうのでしょうか。それは人間のサガなのでしょうか、あるいは日本人独特の気質なのでしょうか。

 ある〝心の牢獄〟から別の〝心の牢獄〟へと向かう様にみえる姿に、筆者は、畏怖のような不気味さを感じました。

 筆者の目標は、とりあえず寛解ですが、最終的にはRe-Bornを目指しています。

 もちろん、それは容易なことではありません。しかし、自身の疾患を知り、コントロールする術を覚え、最終的には筆者の心を昇華させていくことがRe-Bornであると思っています。

 ものすごく抽象的な言い方ですが...

 それは、たぶん、言葉通りのストレス耐性を高めることとは違う次元のものだと思っています。筆者なりに感じるのは、己を知る道と通じているかもしれないという直感。

 だから、序列とか、ヒエラルキーを求めるような姿に、心を牢獄に押し込める・封じる様を感じるのでしょうか。

 筆者は、少し遠い将来ではありますが、心を飛び立たせたい...と願っています。

 だから

 (この曲はいろんなバージョンがありましたが、筆者的にはなぜかこれが一番しっくりきましたね)

Star Warsと...番外編 「絵にかいたような悪役の存在」

Star wars
04 /22 2013


 Star Warsにおける銀河帝国は、マキャベリズムをストライクで描いています。そのため、ストーリー的に「独裁者=悪」にしやすい構図となっています。

 しかし、あっちの銀河ではなく、こっちの銀河の、地球の歴史から言えば、独裁者=一国の統治者が必ずしも悪いわけではないケースもあります。

 ちょっと考えにくいのですが、独裁者が非常に善良であった場合、国家は共和主義や民主主義とは比べ物にならないほど安定する可能性があるのです。

 もっとも、とても善良な独裁者は、通常ありえません。なぜなら、国家の安定のために、時には何らかの形で手を汚さざろう得ない、マキャベリズムの粋を行かなければなさないからです。

 AnakinはJediのやり方に不信感を覚え、Sithとなり、独裁者に手を貸したわけですが、よく考えてみると、JediもAnakinがそういう立ち位置になりざろう得ない状況を作ったのも事実です。

 Jedi Councilから見える民主共和制は、不安定極まりない。誰かがまとめなければならない...Anakinはそう思ったから、その障害となりうるJediを一気に殲滅したのでしょうね。

 Anakinは個人的発想からそういう結論に達したのですが、Jedi Councilも一時預かりという形ではありますが、同じ結論に達していました。

 問題なのは、発想が個人的でしかも歪んでいた。さらに相当程度の力(Force)を持っていたため、客観的な視点からするとAnakinは、独裁者として映ってしまうことです。

 だからといって、集団(Jedi Councilであればいいか...というとそれもまた、如何なものかと...

 少数の勢力が大多数を統治するのも、また、独裁的であり、それが善良な集団であっても一歩間違えれば、マキャベリズムそのものとなります。

 あっちの銀河で、旧Jediの滅亡がどのように歴史の教科書に書かれるかは分かりませんが、映画で見るかぎり、旧Jediによる少数統治に必ずしも正義であったとは言えないと思います。

 だから旧Jediのやり方を姑息とも言えなくもない...必ずしもAnakinのみが間違えたのではない...と書く歴史の教科書が一冊ぐらいあってもいいんじゃないかと筆者は思います。
Fin

Star Warsと双極性障害 第5章

Star wars
04 /20 2013
A long time ago in a galaxy far,
far away…


 さて、いよいよAnakin SkywalkerはObi-Wan KenobiのPadawanとして、Jediの修行を開始しました。しかし、Jediの修行内容について、詳細なことが描かれたものはほとんどなく、どのような修行であったかをうかがい知ることはとても困難です。  アニメ版として公開された〝The Clone Wars〟では、Anakinの弟子(Padawan)として、Ahsoka Tanoの成長が描かれていますが、これは、Jediとしての実地訓練(後述の⑤)のみを示したものであまり参考にはならないと思います。


 筆者は、どのような修行かを推測する最も適切な場面は、Millennium FalconでObi-WanがLuke Skywalkerに教えたLightsaberの使い方(EP.4)や、惑星DagobahでのMaster YodaによるLukeのForceについての修行(EP.5)にあると思います。

 一応、この動画で修行の一端を垣間見ることが出来ますが(汗)

 これらから、Jediの修行とは

 ①.Marksman-H combat remoteによるLightsaberの使い方  
 ②.Forceの知覚(認識)
 ③.Forceの操作(というよりより大きな流れを利用する)方法の取得
 ④.剣術(型)の取得
 ⑤.MasterとともにJediの任務を行って経験を積み、個人的も指導を受ける。

 ①・②・③・④はJedi Templeで、そして⑤は実地訓練として行われたのでしょう。なお、⑤は、①・②・③・④が一定のレベルに達していないと行われなかったかもしれません。でなければ、あまりに危険すぎます。

 そして、これらが一定のレベルに達すると、Jediの試練を受けることが許され、そして合格するとJedi Knightに昇格するのでしょう。

 さて、惑星DagobahでのMaster Yodaによる修行は、Lukeにとって、かなりの忍耐を必要としていたことが描かれています。ではAnakinはどうだったでしょうか。Jedi Templeでの修行は、やはり相当の苦痛であり、かなりのストレスを抱えていたと思います。

 そして、20歳を迎える頃には⑤の修行が始まっていました。この間、Obi-WanはAnakinを立派なJediに育てようと、懸命に指導してきたことでしょう。しかし、この善意はあまり伝わっていないことがEP.2で伺えます。ひょっとすると、この頃からAnakinは無意識にObi-Wanに対する怒り、そして憎しみを抱き始めていたかもしれません。もうMaster Obi-WanよりもForceが強くなっているのに...と。

 

そして、10年間の修行を経て
もしかしたら、葛藤を抱えながら...


 そう、Jediの修行こそがAnakinに対する精神的抑圧を与える出来事であり、結果として双極性障害の発症リスクを高めてしまったと考えられるのです。しかし、もし、Anakinが抱える葛藤を、Obi-Wanがもっとより親身にAnakinに接し、それを洞察していれば...この時こそが、双極性障害の発症リスクを下げる、あるいは、発症に備える2回目のチャンスだったと筆者は思います。しかし、それを両者ともに知ることなく、チャンスの機会を失いました。 そして、ある悲劇がAnakinを襲い、ついに双極性障害の躁病相が具現化されてしまいました。

 これは次章で述べていくこととしましょう。 それでは

『May the force be with us of Bipolar Disorder!』
  (双極性障害の我々が、フォースとともにあらんことを!)

今回使用した画像ファイルはスター・ウォーズの鉄人!から転載させていただきました。

復職に向けて...

日常から
04 /19 2013
 「お奨めしていいか、判断に迷いますが」と、面談を受けたお医者様からは言われましたが、とりあえず一週間参加してみました、AKD

 え? AKDを知らないの? 今有名じゃない、ってそれはAKB、と一人でボケ&突っ込み、少し空しいです。精神科におけるデイケアを力技でこう表現してみました。

 復職や社会復帰に向けたリハビリということで、乱れた生活リズムを整えるとか、思考能力やストレス耐性等を学ぶもので「大人の幼稚園」と揶揄されることもあるそうです。

 それでAdult Kindergarten that is Day-careと文字ってみたわけです。

 リハビリと書くと、何か暗ぁ~いイメージが払拭できないので、少しは面白くするのもありかと思います。以前大騒ぎになったGKB47と近しいものがありますが、それは横において、こういうユーモアセンスはありだと思いますよ、だからといってGKB47もありとは思っていませんが。

 で、まずは一週間、あえてぶっ続けで参加して、自分がどういう状態になるかを試してみたのですが、軽躁寄りの躁鬱混合になってしまいました。このまま躁転するのは危険なので、デイケア施設のお医者様と相談の上、少々ペースを落とすことにしました。

 たぶん、いきなりコミュニケーションの場ができたため、無意識に緊張状態が生まれてしまったこと。それを解消するために軽躁となったのではないかと自己分析してみたのですが、1タームで何が分かるか! という突込みが入りそうですね。

 土日は、1タームでの疲れを癒すということで、のんびりと、筆者にとっての原風景〝田園〟を思い浮かべながら過ごします...


本日の「ドクターショッピング」でご紹介するお医者様はこちら(笑)

Mental Disorder
04 /19 2013
 知ってます?『患者の権利に関するリスボン宣言』 のこと。

 現在の治療や復職についての見解等、お医者様は患者に十分な情報を提供する義務があるとのこと、そう言った意味で、現在の主治医はとても信頼できますね。前の医者は、そういったちころでダメダメでした。

 筆者は2回目のショッピング(笑)でいい医者に巡り合ったのですが、そこでふと思ったのが、いい医者とはどういう医者を指すか? ということです。

 たぶん、それは『患者の権利に関するリスボン宣言』に乗っ取って、症状に関する説明や情報提供がきちんとしている医者なんだろうなと思います。

 上記のHPを読んでもらうのもいいですが、ここは1つ〝ブラよろ〟から、抜粋します。やっぱり重々しいですが、結構簡潔にまとめてあると思っています。

(こちらをクリック)
  ↓
ブラよろリスボン宣言
「ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰 著)」第2巻より抜粋 マンガ on web

ブラック企業について思う事

日常から
04 /17 2013
 厳しい労働環境で社会問題となっているブラック企業について、自民党は原案のなかで社名公表が盛り込むとのことです。

 これについては、様々な意見が出ています。ざっと並べてみましょう

1.公表で減るか
『安藤至大氏(日本大学大学院総合科学研究科准教授)の意見』
『水牛健太郎氏(経済評論家)の意見』
『新田龍氏(ブラック企業アナリスト)の意見』

2.必要な対策は
『中嶋よしふみ氏(ファイナンシャルプランナー)の意見』
『常見陽平氏(人材コンサルタント)の意見』
『山本一郎氏(個人投資家)の意見』

いろんな方面の意見について、検証できるほど、筆者には知識がありません。残念ながら。

 ですが、ふと思ったのですが、そもそも『ブラック企業』とは何か? その定義は? ということが気になりました。で、毎度毎度お世話になっているWikipediaへGo!

『ブラック企業』⇐こちらをクリック

 で、筆者なりの見解(私見)ですが、『ブラック企業』とは、Wkipediaに記載されているような『入社を勧められない労働搾取企業を指す』ものではないと考えています。

 なぜかというと、企業はあくまで経営者(管理職の人)が従業員と労働契約を結んで成り立つものであり、労働搾取とは、経営者(管理職の人)個人の非道徳的、あるいは違法な行為に過ぎないと思うのです。

 したがって、『ブラック企業』とは『経営者(管理職の人)個人の非道徳的、あるいは違法な行為』に対し、従業員が抗議できない企業であり、

 さらに付け加えるのであれば、従業員が退職という形でしか抗議できない(筆者はこれを経営者に対する皮肉と悲哀を込めて〝自爆テロ〟と呼んでいました。お前達の非道徳的、あるいは違法な行為が従業員をここまで追い詰めたのだと!企業を指すものであると考えています。

 自民党政権となって『アベノミクス』の始動が囁かれていますが、残念ながら、景気は目に見える形で良くなったとは言えません。そして、それ以前もずっと『失われた20年』と呼称される不景気により、従業員は、退職という形の抗議をすることすら叶いませんでした。

 だからこそ、『ブラック企業』が、これほどまでに台頭したのです。それは疑う余地もありません!!!

 さて、今年の就職戦線はどうなるでしょうか。アベノミクスの始動によって、筆者は『就職戦線異状なし』となることを願うばかりです。



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未知の断層って言ったって...

天変地異
04 /15 2013
 正直なところ、この記事を書くことにためらいを覚えましたが「いいや書いちゃえ(躁鬱混合軽躁寄り)」と思い、書くことにしました。

 今回の「未知の活断層」とメディアが騒いでいることにかなり違和感を感じています。なぜでしょうか。答えは実にシンプルです。

 もう活動をしなくなった死したる断層があるなら、新しく誕生する断層があっても全く不思議ではないということ。

 いわば、活動しなくなり、いわば死んだ断層があるなら、新しく生れる断層があってもなんら不自然ではないのです。

 もちろん、無秩序に断層が新しく生じるわけではありません。ちゃんとある法則に沿って生じます。

 例えば、今回、淡路島を襲った地震の未知なる断層は、野島断層の延長線上にあり、野島断層が生じさせた断層。穿った言い方をすれば〝野島断層の子供的断層〟です。

 そして、逆説的に言えば、たとえ、今、そこに活断層がなくとも、ある法則にのっとった位置であれば、ある日、そこに活断層が誕生し、巨大地震を起こしても全く不思議ではないのです。

 さらに付け加えて言うなら、活断層という定義は、あくまで人間の都合で作った(分類)したものです。だから、活断層ではないと判断された断層が絶対に活動しないという保証はありません。

 その典型例を挙げましょう。断層ではないのですが。1979年、人間の都合で「死火山(活動しない火山)」と見なされていた木曽御嶽山が爆発しました。実は生きていたのです。

 断層だって同じことが言えます。活断層ではないと断定された断層が、ある日突然、活断層として動き、巨大地震を引き起こしても、全く不思議ではないのです。

 職業柄、断層調査なんかをしていると「おらがうちに断層はないべか?」と聞かれることがあります。私は常に同じ答えを口にします。あろうがなかろうが「いえ、ありません」と断言します。

 実際にあったら、その人はどうするのでしょうか。その人が聞きたいのは「断層はない」という答えだけであり、それ以外の答えを望んでいないのです。少々無責任かもしれませんが(苦笑)

死者は語れない...その2

日常から
04 /14 2013
 前回『医学とは何か?』なんて哲学的なことを書きました。で、その続きです。

 「医学とは自然に逆らう不自然なもの…」と〝ブラよろ〟では述べられていますが、筆者は自然に逆らうものであっても、それは「不自然」なものではないと思います。

 例えていうなら、「サメの嗅覚」「トカゲ(カナヘビ)のしっぽ」「ゾウの巨体」など、あらゆる生物が進化の過程で厳しい自然を生き抜くために獲得した能力と同様のものであろうということ。

 もっと具体的には、〝医学〟とは、厳しい自然(病気の蔓延や災害による怪我)に対抗し、生き延びるための能力であると思います。

 ただ、〝医学〟は、ある時点から、非常に速い速度で進化してしまいました。結果、バランスを崩した歪んだ進化になったのではないかと筆者は思っています。

 だからこそ、人によっては、それを「不自然」と言うのかもしれませんが、筆者は、やっぱりそれは極論だと思います。

 そして、その歪んだ進化の中で産声をあげたものの1つにイレッサがあるのかもしれません。しかし、それはまぎれもなく〝医学〟という能力から生み出された手段の1つでもあるのです。

 そこに副作用があろうと、それを知っていようと、生き延びる手段があるのであれば、一縷の望みをたくす患者は間違いなくいるでしょう。

 それも極論ではないかという意見も出てきそうですが、これは、筆者はある体験に基づいて深慮したものです。

 具体的にいうと、知り合いの末期がんの方が、秋田県玉川温泉の「悪性腫瘍(癌)に効く温泉」という〝いわれ〟にすがった事を間近でみていたからです。

 残念ながら「悪性腫瘍(癌)に効く温泉」かもしれない、という効能は、その方には現れませんでした。しかし、遺族の方は「本人が望むことをやれるだけやった、悔いはない」と述べていました。

 だからこそ、筆者はイレッサであれ、危険な副作用を承知の上で「一縷の望みをたくす患者は間違いなくいる」と述べているのです。

 そう考えると、この裁判の行方が、いったいどういう流れとなるのか、あるいは流れとなるべきだったのか、最期までガンと闘い続けた方の心情は想像するに難くないと思います。

 ただ、遺族の方々の心情もありますので、これ以上、言及すべきではないでしょう。筆者の言わんとするところを慮ってくれれば、幸いです。



死者は語れない...その1

日常から
04 /12 2013
イレッサ訴訟の最高裁判決が下りましたね。

詳細はこちら

朝日デジタル
『イレッサ訴訟、東京・大阪ともに遺族ら全面敗訴 最高裁』


 筆者がここで考えたいと思うのは、果たして死亡した患者が草葉の陰で、どのような気持ちで今回の判決を受け取ったかです。

 想像するしかないので私見となりますが、仮に予見できたとして、また、副作用について医師が認識し患者に説明していた場合、患者本人はイレッサを使うことを受け入れたかどうか

 そこを考えることで、今回の判決を死亡した患者がどう受け止めたか、おそらくリアルに想像できるのではないかと思いました。

 そこで、まず「医学」とは何か、これを「ブラよろ...」から引用しましょう。
医学というものの引用

 かなり極論ですが、的外れでもない、なかなかの意見とも受け取れます。

 でも、続きはまた今度にします。長くなりそうなので。


「ワクチン」的対策

Mental Disorder
04 /12 2013
 少し鬱墜ち気味です。双極性障害の人にとって、気分は絶好調という躁状態になるよりはずっといいのですが。


 さて、「松之山方式」という言葉を御存知でしょうか。これは、1985年に旧松之山町(現・十日町市)で、県が初めて取り組んだ自殺予防対策のことです。

 しかし、これは「自殺の要因となるうつ病患者の早期発見と、精神科医の訪問問診による治療」を軸にしたものです。

 それなり効果はあるでしょうが、それですべてが解決するのか、実は筆者はかなり疑問に思っています。

 その場限りの予防対策ではなく、自殺の背景、もっと根源的なもの、例えば〝うつ病〟発症背景にあるものに目を向けているのか、気になるのです。

 なぜ、〝うつ病〟などの発症や自殺が大きく減らないのか、その答えは実にシンプルです。結局、対策そのものが対処療法的なものとなっているからです。

 もちろん「松之山方式」は高齢者の自殺率を対策前の約4分の1に減少させました。それはそれでいい、それなりの効果はあったと思います。

 が、やはりことが起こってから、〝うつ病〟というものが具現化してから、対処しようというものには違いないのです。

 根源的なものとは、例えば、ウィルス性の病気に例えるなら「ワクチン」のようなものです。「ワクチン」的対策を取らなければ、〝うつ病〟を始めとする自殺要因となり得る精神疾患は増える一方で、いずれは破綻するでしょう。

 現に、4月9日の毎日新聞で「いのちの電話:自殺相談が急増 ボランティア、慢性的に不足」という社会福祉法人「大分いのちの電話」の記事がありました。

 本質的なものに目を伏せ「とりあえず対処しよう」という日本人独特の結論先送りの結果であろうと思います。

 ここは、やはり「精神疾患」対策において先進的な国に倣い「ワクチン」的対策も練ることべきではないでしょうか。

宇宙に見せられてた時期...

COSMOS
04 /06 2013
 2012年5月5日に実写晩の映画が公開され、何かと話題の「宇宙兄弟」ですが、実写版はそのうち見るとして、2012年4月1日から放送されている「宇宙兄弟」のアニメを51話まで見てみました。

 内容もさることながら、何よりOP曲がすごくいいですね。何かゾクゾクっとさせられるんです。そして、何を隠そう、筆者も昔は俗に「天文少年」と呼ばれる存在でした。

 「弟ヒビトと兄ムッタ」で出てくるようなUFOこそ見ませんでしたが、筆者にとって忘れられないのが、1986年に地球に接近したハレー彗星です。

 当時はまだ中学生の筆者は、望遠鏡とカメラを手に、空の澄んだところへと一泊二日の旅に出ました。

 そして、明け方の南の空に鮮やかに尾を引くハレー彗星の雄大な姿を見た時の感動は今も忘れられません。

 望遠鏡の中に、6つか7つほどのうっすらとしたベール状の尾を引く天体を目にした時、爆発しそうな感動が体を突き抜けたことを今も鮮明に覚えています。

 その日は、とても空気が澄んでいたおかげか、尾を引くハレー彗星の姿を肉眼でも鮮やかに映り、明け方の薄明の中、次第に空へ溶け込んでいくハレー彗星を、最後まで眺め続けました。

 天文マニア(今ならヲタクというのかもしれないが)の誰もが、宇宙に憧れてその場所に、ただ1つの天体を求め、集いました。そのうちひょっとしたら、一人ぐらいは、宇宙の謎に挑む仕事を、もしかしたら…

 (筆者は、51話までのOP曲のうち、「ユリーカ(スキマスイッチ)」が一番好きです)

 なお、上記動画にある「若い宇宙からの光 ビックバンの残光」は地球から「1370後億年」ではなく「137億光年」の間違いです。念のため、

 これは、銀河やクウェーサなどの光にみられる赤方偏移を基に、地球から「次元の地平」が遠ざかる速度が光速(アインシュタインの相対性理論に基づくと、光速以上の速度は宇宙に存在しない)となる距離の導き出すことで計算できます。そして、この値こそ、宇宙の年齢(つまり137億年)になります。天体少年だった時代、筆者が計算した値は約139億光年でした。まあ、電卓で計算しただけで、誤差とかはあんまり考慮してませんでしたので。ココの部分まで読んでくれた方には多謝!

 さて、最後に第39話〝月の錯覚〟で述べられていた「人という字は…」という話が出ていましたね。とてもいい話だと思います。

 で、筆者は、これとは別に取り上げたいと思うのは1995年公開の『Apollo13』で、Jim Lovellがロケットを前にして述べるセリフ。

“The astronaut is only the most visible member of a very large team, and all of us down to the guy sweeping the floor are honored to be a part of it.”
(宇宙飛行士は巨大チームの一員で、床を掃除する者まで誇りを持っています。)
Fin

似ているからって、一緒に考えていいのかい?

日常から
04 /06 2013
(一部修正したやつを再度うp)

 イカはイルカの仲間じゃない

 タコはタラコと似ていない

 ドンブリ海で泳いでない

 ホタルは夏だけ光るけど
 ホテルは年中光ってる

 オタフク縁起物だけど
 オタクは縁起物じゃない



 山本正之の歌詞を連想させるようなものになってますね。

 山本正之氏とは、あの「タイムボカンシリーズ」のオープニングテーマを作詞作曲したりした方です。また、1991年頃にヒットした「Jijy」が有名です。



 当たり前の話ですが、言葉が似ているから似たようなものであるとか、ひとくくりできるとか、そういうことはありえないのですが、意外に多いですよね。〝躁うつ病〟を〝うつ病〟の一種と思っている人が。〝非定型うつ病〟だとか、〝新型うつ病〟とか言っていたりするケースもあります。

 そうだろ!〇HK!! 日本の公共放送を担う事業者が、馬鹿なこと言ってんじゃないよ(怒)

たまには映画でも

日常から
04 /04 2013
 筆者は、とても洋画が好きです。で、好きな俳優はというと「ブルース・ウィリス」「ダスティ・ホフマン」ですね。何か味があるんです。

 そのほか「ニコラス・ケイジ」や「アンジェリーナ・ジョリーナ」、「ウィル・スミス」「トミー・リー・ジョーンズ」。一度見たら忘れられないほど強烈な印象がありますね。

 有名でありながら、意外に印象が薄いと感じるのは「ハリソン・フォード」。なぜなんでしょうかね? 実際、Star Warsシリーズに出演していることになかなか気付かなかったんです。クレジットを見てて、あれれ、出てたっけ。ああ、そういえばハン・ソロがそうだったな、ってずいぶん時間が経ってから気付きました。

 さて、筆者が「ブルース・ウィリス」「ダスティ・ホフマン」がとても好きな俳優としているのは、二人とも真実味に近い形で、精神疾患を取り扱っている映画があるからです。

 「ブルース・ウィリス」『マーキュリー・ライジング』「ダスティ・ホフマン」『レインマン』です。ともに〝発達障害(高機能自閉症)〟を映画に盛り込んでおり、それを中心にストーリーが展開していくのですが、両方とも「サヴァン症候群」を付加させているのは...まあ、ストーリーを盛り上げるために、また、面白味を持たせるため仕方がないんですかね。そういえば、邦画でも「サヴァン症候群」の一人と言われている山下清の「裸の大将」というのがありましたっけ。

 ただ、『レインマン』「ダスティ・ホフマン」が演じるレイモンド・バビットの自閉症の症状は、かなりリアルに、いえ、かなり真実に近いものとして描かれていることは有名です。「ダスティ・ホフマン」自身が自閉症の方のもとで、かなり学ばれたとのこと、急に環境が変わることに対し、強い拒絶反応を持つところとか。

 もっとも、この映画はサヴァン症候群患者のキム・ピークをモデルにしていますから、当然と言えば当然なんですが、やはり、ダスティ・ホフマンという御大が、高機能自閉症というものだけであれ、真剣に精神疾患と向き合ってくれるのは、筆者としてはありがたいかぎりです。

 そして、精神疾患を異質な存在で描いているわけではなく、ともに、まず同じ目線にたって、高機能自閉症と向き合う主人公たちのドラマが、この映画をヒットさせた要因の1つではないでしょうか、と筆者は思っています。

 『マーキュリー・ライジング』では「ミコ・ヒューズ」が演じるサイモン・リンチのことを軽く侮蔑するニコラス・クドロー(アレック・ボールドウィン)に対し「普通の子と変わりません。出口が違うだけなんです(だったと思う、うろ覚え…)」言うシーンなんか、筆者としては、なかなかいい表現だなぁと思います。

 繰り返しになりますが、映画を通じて精神疾患への蒙が啓くのは、筆者としては大変ありがたいことです。邦画では、先の「裸の大将」のほか「ツレがうつになりまして。」があります。しかし、最近公開された「プラチナデータ」は「ちょっと待て、オイ」という気持ちは隠せません。

 
 『「解離性同一性障害」は主人格が交代人格を認識しづらいという特徴がある』と言われています。しかし〝あらすじ〟を読む限り、どうも「プラチナデータ」の「神楽」という主人格は「リュウ」という交代人格を知っているようですが。

 また、〝あらすじ〟から、筆者は「解離性同一性障害」ではなく「境界性パーソナリティ障害」の疑いがあるのではないかと感じるのですが(それぢゃあStar WarsのAnakin Skywalker = Darth Vaderと一緒ぢゃん)...まあ、そのうち原作を読んで検証してみます。
Fin

アンガーコントロール

日常から
04 /01 2013
 現在、復職に向けてリワークプログラムの準備や、カウンセリングを受けているのですが、そこで出てきたのが「アンガーコントロール」という言葉です。

 直訳すれば「怒りの制御(操作か??)」なんですが、ググってもいまいち分からない。そもそも、双極性障害の人は〝内省〟がとても苦手(って、2004年10月.福岡市で行われた『神田橋條治先生の講演録』に書いてあった)ですが...

 だから、〝内省〟がないだけに、本当に「怒りの制御」ができるんでしょうか。Jediじゃないんだし、筆者はそもそもSithです(笑)

 上記のことは横に置いて、じゃあ、どうするかということですが、「逸らす」ということだそうです。怒りは怒りを呼び、結局収拾がつかなくなるからとのこと(ますますJediっぽくなってる)。

 でも、ここしばらく、ずいぶんと感情の制御(抑圧ではなく)ができてるように見えますよ、とカウンセラーから言われます。

 どうも、このブログが「手紙療法」と同じ役割を果たしていたらしい。あとで振り返って、あの時、あんなふうに歪んだ(怒りの)感情を持っていたって振り返る手掛かりになるとのことで...

 でも「手紙療法」なるものをググってみても何かよく分からない...まあ、いいや、それで怒りの感情が逸れるならね。それで怒りが薄らぐのであれば、それに越したことはないと思いますから。

 内省...ではなく文章にすることが大事ってことかなって思います。といのは先の『神田橋條治先生の講演録』に、内省は苦手だけど、人の観察力・洞察力は優れているって書いてあったので、どうも過去の自分をブログを通して、洞察しているってことかなと思います。

 ということは、このブログって、筆者の愚痴? 感情のはけ口?? いやいや、社会への啓発だよ! とかっこつけたいんですが。

 まあいいや、ちょっと尻切れトンボかもって思いつつ、ここで終了

クロサワウヅキ

性別:男
年齢:アラフォー

20代前半でForceに目覚める。
その後、SithのDark Lord〝Darth Ruin(Ⅱ)〟を襲名
というStar Warsのコアなファン

なお、メンヘルへの誹謗・中傷は許しません。