「生命とは何か」という本を読んでみた

日常から
06 /11 2013
 筆者にとって、「Newton」という雑誌は(きらいではないが)、そう手にする本ではありませんが、6月7日に出ていた「生命と何か」特集は、ちょっと興味があり、購入してしまいました。

 寝る前に読むものとしてはうってつけ(難しいから、だんだん飽きてくる)なので、ここしばらくゆっくりと呼んでいます。

 さて、この「生命とは何か」という問題は、今もって明確な定義がなされていません。なお、ここでの定義はいわゆるデカルト等の哲学的視点ではなく、純科学的な視点から述べるものです。

 筆者がまだ大学生であったころ、ある議論が勃発しました。それは地球上の最初の生命体とはいつ出現したか?というものです。

 これは、深く考えると、とてつもなく難しい問題であることに気付きます。なぜなら、まず、何を持って生命体とするか、という定義付けから始めなければならないからです。

 筆者を含め、あらゆる文献を参考資料とし、とりあえず、一応「代謝」し「増殖」するものを生命と定義付けました(その過程は省きます、長い話になるので)。

 では、次にどうやって、その最初の生命体の化石を探すか?ですが、これもまた難しい問題です。単に古い地層の石を顕微鏡で覗けば分かるというものではありません。

 例えば、何らかの「生命」っぽいものを見つけたとしましょう。それが確かに「代謝」し「増殖」したものであったという証拠を出さなければならないからです。

 一応、約40億年前ごろの地層に、「細胞分裂の途中で化石化したもの」っぽいものが発見されていますので、たぶん、この時期ぐらいじゃないかということが言われています。

 が、それは単に「増殖」っぽいものの証拠だけであり、「代謝」しているかどうかまでは、はっきりと分かりません。未だに、地球上にいつ、生命体が出現したか、未だに議論が尽きないのです。

 ただ、こういった議論や生命の定義は、例えば、火星や木星の衛星であるエウロパやガニメデ、土星の衛星であるエンケラドゥスに生命体はいるのか?という命題に直結します。

 目で見て明らかに生命体、例えばエウロパの地下にある海(液体)を悠然と泳ぐ魚っぽいものが発見されれば「いるじゃん」と簡単に言えます。

 ただ、地球外生命体が、地球と同じく炭素系生物とは限りません。その環境によっては珪素系生物がいてもおかしくないとする説もあります。

 その場合、人間が見ていても生命活動している事に気が付かない可能性だってあります。そういったところから派生したのがラブロックの「ガイア仮説」だったりするのかもしれませんね。

 今回「Newton」にあった「生命とは何か」という内容は尻切れトンボという感はぬぐえませんが、その命題だけでも、いろいろと想像できるわけで、筆者としては興味が尽きません。

 
 この映画に出てくる様々な精霊たちから「生命とは何か」というものを哲学的な視野で考えさせられるんじゃないかな、と筆者は思っています。

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クロサワウヅキ

性別:男
年齢:アラフォー

20代前半でForceに目覚める。
その後、SithのDark Lord〝Darth Ruin(Ⅱ)〟を襲名
というStar Warsのコアなファン

なお、メンヘルへの誹謗・中傷は許しません。