プア充というものがあるらしい...

日常から
11 /04 2013
 プア充とは「会社に縛られずにそこそこ働き、年収300万円ぐらいで自分の生活を充実させていく」ということだそうです。

 これは、「宗教学者の島田裕巳氏が著書『プア充─高収入は、要らない─』(早川書房刊)で提言し」たもので、傷病者手当を頼りに細々と生活する筆者のものと似ていると思います。

 筆者の生活はプア充が必ず守らなければならない鉄則「外食をしない」「規則正しい生活をする。「外食をしない」「ストレスをためない」のうち、2つは満たしています。

 ですが、残念なことに「ストレスをためない」という要件はあまり満たしてないようです。なぜなら、現在、筆者は先行きの不安に強いストレスを感じていますので。

 一方、プア充に対し、日本の経営コンサルタントで起業家の大前健一氏は、否定的な見解を見せています。

 ものすごく長い見解ですので、要点だけを取り上げますと、「プア充は、稼ぐ力どころか稼ぐ意欲もない。しかし、今、日本に必要なのはグローバルスタンダードな中での競争力であり、プア充という形で社会にぶら下がっている人々の増加は、日本を夕張化、デトロイト化するものである」ということです。そして「発想の転換が必要だ。むしろ「プア充時代」だからこそ、少しのアンビションと工夫、勉強、努力によって簡単に人より一歩先に進むことができる。今こそチャンスと捉え、稼ぐ力を高めよう」と締めくくっています(ああ、重かった...笑)。
 ハイ、ここのところをしっかり読んだ人、お疲れ様です。多謝!

 実に立派な考え方です。ですが、今の日本の働く環境を全く考慮したいないんじゃないですか...と筆者は思います。

 プア充は、昨今増加した年収300万円代の非正規雇用者の、先々の見えない現状に怯え、ストレスを溜めるより、今の中で充実できることを探す事という意識の変化させた生じた人々です。

 つまり、今の荒みきった労働環境の中、プア充がたくさん生まれるのは、むしろ必然の流れと捉えるべきではないかということです。

 大前健一氏のように国全体を憂い、プア充をやめようと唱えるのは、あきらかに正論であり、現実に即したものとは到底言えないということです。

 だいたい、現在の日本社会で、非正規雇用増加の原因となった成果主義なるシステムが健常に成立しているかというと、全くしていません。

 それを筆者はいやというほど経験しています。例えば、一定以上の成果を上げ、7ケタの成果金を受け取れば、妬みと嫉みの対象となります。これはれっきとした事実です。

 で、同じく大前健一氏の評価は世間的にはどうでしょうか。確かにすごい人という評価を受けてはいるでしょうが、上司にはなって欲しくない人が大多数ではないかと感じます。

 つまり、一定以上の成果を上げた大前健一氏は、尊敬の眼差しを受ける一方で、妬みや嫉みの対象ともなっている可能性が高いわけです。

 そして、日本におけるプア充の拡大を、逆説的な形に肯定する存在となっているともいえるのですよね。皮肉なものです。

 繰り返しになりますが、大きな社会環境の変化が起きない限りにおいて、今のプア充拡大は絶対に止められません。

 プア充こそ、むしろ、今の社会環境をこそ冷静に捉えていると、筆者は思うのです。頑張らない程度にガンバるのは、今の閉塞的な社会環境には必然であるといことです。

 ああ、でもひょっとして...大前健一氏はプア充にと呼ばれる人々に対して同情論的なものをなげかけているのでしょうか。で、同情するなら金をくれ!、といことで
 

 ちとばかり重い話題、かなり疲れます、が、わりかしこういう話も好きだったりする筆者は、きっと、すごく変人な証拠です。

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クロサワウヅキ

性別:男
年齢:アラフォー

20代前半でForceに目覚める。
その後、SithのDark Lord〝Darth Ruin(Ⅱ)〟を襲名
というStar Warsのコアなファン

なお、メンヘルへの誹謗・中傷は許しません。