Star Warsと...の番外編、そして『HUKUSHIMA』

天変地異
03 /11 2013
A long time ago in a galaxy far,
far away…


 先日「デススター建造計画、マル秘情報を入手!」という記事を書きましたね。

 米政府の公式回答は以下のように発表されました。
デス・スター建設に対する公式回答1 デス・スター建設に対する公式回答2
(拡大して見てね)

 ソースはこちら『「デス・スター建設の請願」、米政府の公式回答』

 今回はデス・スターとそれに関連することを語りたいと思います。


 Star Warsにおけるデス・スターの兵器としての立ち位置は「宇宙要塞」です。要塞とは軍事的防備施設のことです。だから、要塞の陥落は敗北を意味します。だから、たとえ宇宙にあるものであれ、要塞は難攻不落でなければいけません。

 しかし、EP.4で、初代デス・スターは、Lukeが乗る一人乗り用の戦闘機(Xウィング)に破壊されちゃいました。ストーリー上では、この要塞はとんでもない欠陥を抱えており、そのために破壊されたことになっています。

 そして、その失敗を踏まえ、構造的欠陥を見直した第2デス・スターは、完成すれば難攻不落を誇る「宇宙要塞」となるはずでした。しかし、建設途上で破壊され、同盟軍の危機的状況を回避されました。

 さて、筆者は、仮に初代デス・スターが欠陥を抱えていなくても、また、究極兵器と目されていた第2デス・スターが完成したとしても、いずれ同盟軍によって破壊された(陥落した)だろうと思っています。

 確かにデス・スターは、正面から挑めば、難攻不落でしょう。おそらく破壊できなかったと思います。しかし、破壊はできる...とはいったい、どのような意味か...

 これは、実に簡単な話です。たとえ、強固なハードウェアによって構築された完璧な要塞であっても、それを動かすのはあくまで人間だからです。

 つまり、完璧なハードウェアを構築しても、絶対に回避できないソフトウェア上の小さなほころび、いわゆる〝ヒューマンエラー〟によって、完璧なはずのハードウェアが崩壊する(この場合は要塞が陥落する)事は十分にあるということです。

 デス・スターにおけるソフトウェア上の欠陥、それは、簡単に潜入するが可能であったことでしょうね。実際に、EP.4ではLeia Organa救出のため、Luke SkywalkerとHan Solo、そしてObi-Wan Kenobiは、いとも簡単にデス・スター内に潜入しました。

 しかも、Obi-Wanは中枢部にまで侵入しました。もし、Obi-Wanにその気があれば、デス・スター内のエネルギー炉を破壊し、Darth Vaderもろともデス・スターを葬りさることすら可能だったでしょう。


 〝ヒューマンエラー〟という名のソフトウェア上の欠陥、それは、まず運用する人間が想定しないこと、あるいは思い込みといった、小さな事象から始まります。

 そして、時として、小さいはずの〝ヒューマンエラー〟が、ソフトウェア上のわずかなほころびが、まさにドミノ倒しのように連鎖し、ハードウェアを回復不能なまでに破壊しつくします。

 思い出しませんか、2年前の『HUKUSHIMA』を... いかなる災害にも対処できると、決して重大な事故を起こさないと喧伝されていたはずの原子力発電所が...

 巨大な津波を想定しなかった、あるいはに備えなかった...という小さな〝ヒューマンエラー〟小さなほころびは、長い時を経て、やがて、あまりにも突然にハードウェアを崩壊させる破滅の呼び水となりました。

 原子炉という名のハードウェアは制御不能となり、メルトダウン、メルト―スルーへと至りました...原子力発電史上2番目の重大事故にまで発展しました...

 2年目の3月11日に迎えるあたり、筆者が改めて思うのは、たとえ、どれほどの完成されたハードウェアを構築したとしても、それを運用するのが人である以上、〝ヒューマンエラー〟は必ず存在するものであるという事。

 筆者は、一人のエンジニアとして、もう一度それに思い巡らせる1日としたい...そう思います。


 また、この場において、改めて、2年前の東日本大震災によって亡くなられた方々に、深く哀悼の意を表します。

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クロサワウヅキ

性別:男
年齢:アラフォー

20代前半でForceに目覚める。
その後、SithのDark Lord〝Darth Ruin(Ⅱ)〟を襲名
というStar Warsのコアなファン

なお、メンヘルへの誹謗・中傷は許しません。