小野市に捧ぐ 『祝!!〝隣組〟制度の復活...皮肉を込めて』

日常から
03 /26 2013
 生活保護や児童扶養手当を受ける人たちがパチンコやギャンブルに浪費しているのを見つけた市民に通報を義務づける兵庫県小野市の市福祉給付制度適正化条例案が、25日の常任委員会で全会一致で原案通り可決されたそうです。

ソースはこちら
朝日新聞デジタル「小野市生活保護通報条例成立へ」

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Yahooニュース「生活保護通報」小野市条例案が成立へ 反響1700件」

 思想統制や住民同士の相互監視のために、昭和15年に制定された『隣組』制度を70余年の時を経て、名前を変えて復活させたってことですね。

 児童扶養手当も含まれていますから、監視対象は隣近所に住んでいる「生活保護世帯」のみならず、「子供のいる世帯」も対象、そのうち母子家庭父子家庭なんかは強固な監視がなされていくことでしょう。

 さて、生活保護に関して、焦点を絞ります。2011年度の生活保護の不正受給額は総額で約173億円、そして不正受給が全体に占める割合は前年度(0.4%)から0.5%に跳ね上がったそうです。

 逆説的に言えば、今もなお、99%以上の方は不正受給をせず、慎ましい生活を送っているという事です。もちろん真面目に職を探している人もいるでしょう。

 ということは、兵庫県小野市は、この『0.5%(前年度比で0.1%も跳ね上がった!)』の人を許しがたいものとして、隣近所の人に目を配り、相互に監視し合い、不正受給者をあぶりだそうということですね。

 0.5%の不正受給者をあぶりだそうとするための相互監視社会を是とするかどうかは別にして、相互監視という行為そのものが、どれほど人の心を荒ませるか、は言うまでもないでしょう。

 新しく引っ越してきた人、近所付合いの薄い人、どうも素性の分からない人を、もしかしたら、あの人は不正受給者かもしれないと「監視しなさい」「疑いなさい」という条例を制定したんですね。

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ブラックジャックに0326

と言われればそれまでですが...

挿し絵は「ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰 著)」より抜粋し、セリフを改編
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クロサワウヅキ

性別:男
年齢:アラフォー

20代前半でForceに目覚める。
その後、SithのDark Lord〝Darth Ruin(Ⅱ)〟を襲名
というStar Warsのコアなファン

なお、メンヘルへの誹謗・中傷は許しません。