「ワクチン」的対策

Mental Disorder
04 /12 2013
 少し鬱墜ち気味です。双極性障害の人にとって、気分は絶好調という躁状態になるよりはずっといいのですが。


 さて、「松之山方式」という言葉を御存知でしょうか。これは、1985年に旧松之山町(現・十日町市)で、県が初めて取り組んだ自殺予防対策のことです。

 しかし、これは「自殺の要因となるうつ病患者の早期発見と、精神科医の訪問問診による治療」を軸にしたものです。

 それなり効果はあるでしょうが、それですべてが解決するのか、実は筆者はかなり疑問に思っています。

 その場限りの予防対策ではなく、自殺の背景、もっと根源的なもの、例えば〝うつ病〟発症背景にあるものに目を向けているのか、気になるのです。

 なぜ、〝うつ病〟などの発症や自殺が大きく減らないのか、その答えは実にシンプルです。結局、対策そのものが対処療法的なものとなっているからです。

 もちろん「松之山方式」は高齢者の自殺率を対策前の約4分の1に減少させました。それはそれでいい、それなりの効果はあったと思います。

 が、やはりことが起こってから、〝うつ病〟というものが具現化してから、対処しようというものには違いないのです。

 根源的なものとは、例えば、ウィルス性の病気に例えるなら「ワクチン」のようなものです。「ワクチン」的対策を取らなければ、〝うつ病〟を始めとする自殺要因となり得る精神疾患は増える一方で、いずれは破綻するでしょう。

 現に、4月9日の毎日新聞で「いのちの電話:自殺相談が急増 ボランティア、慢性的に不足」という社会福祉法人「大分いのちの電話」の記事がありました。

 本質的なものに目を伏せ「とりあえず対処しよう」という日本人独特の結論先送りの結果であろうと思います。

 ここは、やはり「精神疾患」対策において先進的な国に倣い「ワクチン」的対策も練ることべきではないでしょうか。
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クロサワウヅキ

性別:男
年齢:アラフォー

20代前半でForceに目覚める。
その後、SithのDark Lord〝Darth Ruin(Ⅱ)〟を襲名
というStar Warsのコアなファン

なお、メンヘルへの誹謗・中傷は許しません。